冬に美味しいBollito

 

寒くなってくると　食べたい料理ってありますよね？

日本だったら　鴨鍋、とか　

ネギマ鍋　とか　

キムチ鍋　とか　

豆乳鍋とかっ！　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鍋が食べたいんかぃっ！　自分！！！

はい、　ちょっと取り乱しましたが
イタリアにもそういう一品がたくさんあります。

たとえば　BOLLITO　ボッリートとか。

冬になると　どこのイタリア人家庭でも　頻繁にあがるようになるこの一品。
単純に　数種類のお肉をブーケガルニと一緒にゆっくり煮込んだ、いわばゆで肉。

でも　脂肪が落ちて柔らかくなったお肉にソースや、オリーブオイルをかけて食べるこの一品は
単純ながらも　なんともいえないおいしさ。

いいだし汁（ブロードで通じるか）もたくさん出て、スープやリゾットに活用できるし
時間はかかるけれど　煮てればいいだけだし、超簡単。

お皿の上は　地鶏と牛タン、牛足　軟骨あたり・・・？

☆作り方☆

沸騰させたお湯に　牛肉・骨肉と野菜（にんじん、タマネギ、トマトなどをいくつか丸ごと、セロリを数本　あればバジリコ　）を入れて
　塩少々足して、ごく弱火でまず一時半間煮る。

この時、　ポイントは　美味しいブロードを取りたいときは　水から煮ることと　（　ただし、お肉は味が落ちる　）
アクをとること。
もしあったら　牛タン・牛足　などもまるごと一緒に煮込むこと。←確実に美味しくなる。

さらに　そこに鶏肉を入れる。　できれば半羽ほど。

そう、肉の種類は　多ければ多いほど美味しい、これは大勢で食べる料理でした　

そして　さらに　弱火で一時間半ほど煮て・・・　お肉にお箸がすっと入るようならできあがり！

計3時間、さらに　大きなお鍋　が必要だけれど
あつあつをブロードから取り出して、お皿にとりわけ、お塩やサルサ・ベルデ、オリーブオイルをかけて食べるとほんとに美味しい！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もちろん、味付けに使った煮野菜も分けて食べる。　これで立派なセコンド。

さらに　次の日は

BOLLITO RIFATTO　ボッリート・リファット　ができる！！！　これが私は大好き！！！

☆作り方☆

タマネギを　これでもかというぐらいに用意し（　1人頭少なくて2個　）　ざく切り。
それを　鍋にざくざく入れて　塩を入れ、オリーブオイルを一回しして　弱火で約一時間煮る。
途中　鍋をかき回せることを忘れないように。。。。　味も見て塩加減を調節し、とろとろしてきたら　ボッリートを一口大に切ったものを入れて
さらに　一時間ほど煮る。　トマトをぶつ切りにしたものを入れても美味しい。

これがねぇ、タマネギのとろっとした甘みとお肉がからまって　なんともいえない素朴なおいしさ

我が家では　最近10日に一辺はこのメニュー。

簡単だし。。。

いえ、もちろん　美味しいし！

なんといっても　大量の骨がでるので　ヒーローにもおこぼれがでるというおまけ付き。　ﾜﾝ

そういえば　食卓の風景の写真をたくさん撮っているのに
最近　レシピ話をしてなかったなぁ、と思っての記事でした。

みなさんも　おためしｱﾚ。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鍋かぁ・・・・　　←しつこく妄想中。　チャレンジすべしだなぁ。