ジダンの名誉とイタリアン・スラング考

 
気になるジダンのインタビューが昨日あった。
「ジダンがテレビで説明-母や姉への侮辱が原因 (サンスポ記事)」
さてはて ジダン。

 「 血縁の女性を侮辱した 」との事だけど マテラッツィがどんな事を言ったか

 
イタリア人の友人達とも だいたいの予想はたてていました。
 
その予想はあっていたよう
 
つまり イタリアでカッとした時に使われるスラングには 信じられないぐらいバリエーションがあるけれど
 
それでも ある程度のパターンはあって

               

 

1 : うんこ系
 
2 : 頭足りない系
 
3 : おちん○ん系
 
4 : お尻の穴系
 
5 : 神さま・聖人系
 
6 : 相手の配偶者や女家族 対象系 

 

 

ずばり 6番でしたね。
 
バロンはイタリアに来たときに 「 なんて口の汚い人種なんだろう  」 と思ったくらい
 
日常のかしこから TVからも 道ばたのおじちゃんからも ドライバーからも
 
綺麗にすましたおねぃさんからも 普通に聞こえてくる これらのスラング。
 
一般的には 3番 4番が良く使われてて 一発相手に喰らわしたい時は6番になる。
 
いちいちあげていると キリがないので 大体のスラングを知りたい人はこちらへどうぞ→
                                  イタリア語講座 <使ってはイケナイ言葉>
 
なので 多分 マテラッツィも5番を使ったんだろう、と思ってはいたんだけど
 
これにも たくさんのバリエーションがある。
 
ちょっとあげてみると (伊人が読む可能性があるのでカタカナ表記にします)
 
 
「 アッチデンティ アッラ トゥア マーンマ! 」
 
  おまえのかあちゃんは呪われてる
  ( おまえなんか産んで 呪われた女だな )


   「 プッタネッラ アッラ トゥア ソレッラ( マーンマ )!!」

   おまえのネェちゃん(かあちゃん)は あばずれだろ! 

「 コルヌート! 」
 
寝取られ男

「 アッチデンティ アッラ コン キ ティ スコーパ!! 」

  おまえがヤってる相手を呪ってやる!

 

「 フィーリオ ディ マレデッタ プッターナ! 」
   
 あばずれ女(売春婦)の呪われむすこ!

「 バスタールド! 」
 

この私生児め
( 母親がふしだら、というニュアンスで)
 
「 トルニ ア カーザ ア チュッチャティ ラ ポッパ ! 」
 
いくじなし、家に帰って ママのおっぱいでもしゃぶってろ

 

 

。。。
。。。。ちょっと考えただけでも 一杯でてきたな。。。。怖いぞ 自分。
 
 
はっ!
 
 
いえ!!!
 
断じて わたくしは使っておりませんから!!!!

そこんところを 最初に押さえておいて( ヨロシク )

 
そして よゐこは絶対に使っちゃ駄目よ!
 
 
文面だけみると すんごい言葉だけど 実はニュアンス的には

 「 おまえのかあちゃんでーべそ 」
   

ぐらいしか ほんとにはナイ。

いや もうちょっとすごいかな。( 思い浮かばないぞ、日本語の罵詈 )
 
 
これを言われた イタリア人は 手を返して 「 バッファンクーロ (ケツにぶちこんでろ)」とか
 
「 アンケ ラ トゥア!! ( おまえんとこも そうだろうよ!)」 
 
と 口とゼスチャーで返すのが恒例。
 
 
まぁ
 
 
「 おまえんとこの かあちゃんもで~べ~そ!!! 」
 
 と 返すみたいなもんでしょうか・・・いや~低レベル
 
 
最初こそ ぎょっとして イタリア人のやりとりを聞いていた私も
 
( 私が固まっているのに気づいた人は 「 失礼、おじょうさん 」とあやまったりもする 爆 )
 
最近では このノリが分かってきて 普通に聞き逃すことができるようになってきた。

イタリアのスラングは ある意味文化だ、とすら感じている 今日この頃。

 
( あたらしい スラングを聞くと、つい耳をそばだてて ( ̄ー ̄)ニヤリとしてしまう )
 
 
だからこそ ジダンの行動は 理解しがたいんだな。
                    やっと本題!
 
 
彼は5年ほど イタリアのユベントスで活躍していたことがありました。
 
だから イタリア人のスラングには ある程度慣れ親しんでいたとも思われ・・・・
 
 
私は 断じてマテラッティを擁護するつもりはないけれど
 
それでも 挑発にのって 言葉ではなく 頭突きをかますのはちょっと幼いんじゃないかと思ってしまう。
 
 
そして インタビューに応じて
 
「 自分は悪いことをしたとは 思っていない。 」
 
と答えること自体 疑問に思ってしまう
 
 
一部では 男らしい と評されているようだけど、 言葉の暴力に暴力で答えるのは正当だ とするのは
 
どうなんだろう。 それって 男らしいの???
 
 
言葉には 言葉でかえすこともできれば、ジェスチャーで返してもイイ
 
許せなかったら フィールドから出てから 改めてケンカしに行ったっていいではないですか。
 
何故 それでは駄目だったのか。
 
 
世界中で 議論されている ジダンの頭突きとマテラッツィの暴言
 
 
名誉問題 ・ 言葉の暴力問題 ・ 国際差別問題
 
いろいろ絡めて どんどん重くなっているけれど
 
イタリアとフランスの国民性が低レベルで究極に出たワンシーンだったのかも。。。なんて思ったり
 
 
ああ しかし 重ね重ね
 
ジダンよ、イタリアで得た経験を生かせなかったか。 
 
ザンネーン と思ってしまう私でした。
 

 
 
なんとなく 気分が重いので
 
話題に乗じて 二つのビデオを紹介。(画像をクリックすると飛びます)
 
くすり と笑ってしまったバロンは ブラックがお好き?
 
 
☆ イタリア・サッカーチームの秘密特訓 ☆
 
 
 注 : もちろんパロディですよ! ↑ 彼らイタリア人じゃないし 爆 お間違えなく。
 
 
☆ ジダンのように 問題解決しよう ☆
 
 
コメを見ると 「 これを見ておもしろがっているのは 伊人に違いない! 」って非難ごーごーだけど
 
作られたのはイタリアじゃないですから 爆
 
 
・・・・笑えなかったら ごめん。
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ジダンの名誉とイタリアン・スラング考 への10件のフィードバック

  1. 昌市 より:

    やっぱりそーかー!
    こっちでも皆が(おまえのかーちゃん でーべそ!お前も一緒におーでべそ)
    ではないか?の意見 それにしても 挑発に乗ったジダンの負け
    TVで 挑発に乗った僕が悪い とだけ言えば・・ジダンの勝ちだったのに・・!
    少し残念! いいプレイしてたのにね~!
    3時に目覚ましかけて 見たよ!優勝おめでとう!
     

  2. hole より:

    この問題、バロンしゃんに賛成ですよー!
    本当、ジダンってば何もあの場であの挑発にノらなきゃよかったのに。。
    やっぱりああいう場って、国を背負って、国を代表して出場している以上は、個人的な問題は後回しというか。。。それこそ試合後に呼び出して~~の方がよっぽどいいですよね(笑)
    でも個人的にはマテが好きなので(笑)よくやった!というか(爆
    「お前のかーちゃんでーべそ」って・・・やっぱそうなるんですね( ̄―+ ̄)
    このイタリア(主にトニ)ファンになったのをきっかけに、イタリア語を勉強してみようかと思って・・早速お勉強だヽ(≧ω≦)ノ″
    ビデオ↑見ましたけど・・・笑ってしまったо(≧∀≦)о〟
    転び方を練習してる~~~!!(笑)
     
    ↓↓ああ、そういえば降格問題・・・ありましたねぇ(汗
    ユベントス・・母上が好きなだけに、かーなりショックみたいです<("O")>
    私も・・フィオレンティーナとか、ミランとか・・ねぇ。。。ショックですよね・・・
    いやでも、応援し続けるティッティです☆
    ふふふ、暴動に本気で加わりたかったなぁ・・・その気満々でしたもん(爆

  3. りか より:

    アタシも、これは
    おまえのかーちゃん、でべそ!!だと思います。
    それにジダンは、その程度のことだってことも,
    ユベントス時代にわかっているはず。
    ビミョーに移民問題とリンクさせて報道されていませんか?
    それが気になります。
     
    アタシから見たら、あの頭突きは、
    あ~あ、またやっちゃった。。。ぐらいだったのですけどね。
     
    ためになるイタリア語講座?ですね。
    一個ぐらい丸暗記してみようかな(笑)
     

  4. Baron より:

    でー巣 で でー巣さん☆
     
      お久しぶりです゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚爆
      やっぱりそう思ってました?
      
      ジダンはすんごい神業をする選手だと
      思って ある意味尊敬していたのですが
      こればっかりは。。。。
      ほんとうに 「 ひどい侮辱を受けて 挑発にのった自分が悪かった。」
      って いえれば大人なんだけど・・・
      でも カッときて 頭突きするのだから
      その程度なのかなぁ・・・(∋_∈)
     
      きちんと起きてみたんだ!
      すごいすごい!!!
     
    *★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*
     
    Holeさん☆
     
      そうだよね。 チームとしての個であって
      ああいう場所では 挑発して輪を乱すのが
      当たり前みたいな所もあるのだから
      ( フェア・プレーとはいえないかもしれないけど )
      それにのったら負けだと思うんですよ。
      
      そういえば マテ、昔試合終了後 ケンカしに来た
      選手を逆に殴って 流血させたことがありましたっけ☆
      気があらいのは 攻撃側の選手の特徴かもね。
     
      ビデオ、笑えるよね。
      イタリアに限らず 転んだときにすごくみんな痛がったり
      するので おおげさだなぁと思ってたけど
      みんな考えることは同じ 爆
     
      イタリア語やってみる?
      ( ̄ー ̄)ニヤリ 面白いよ~☆
     
    *★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*
     
    りかさん☆
     
      おまえのかぁちゃん でーべーそー
      ほんとにそうですよ。(^_^)b
     
      私も 移民問題とかとリンクされている気がして
      そこらへんが気になるところ。
      勝ったイタリアはいい気なもんで
      もうすでにみんな バカンスしか考えてませんが
      そういうところを 逆撫でして おもしろがっている人たちが
      世界中に居るような気がします。
      
      ほんと ジダン 前科がたくさんあるから
      まぁ やっぱり最後にも伝説作ったか、という
      感じでしたね☆
     
      駄目ですよ~ 暗記しちゃ o(≧ω≦)o
      バロンも発音したことないんですから☆
     
      カッツォ
      
      (「 ちっ 」「 なに~?怒 」 て意味。直訳はおちん○ん)
     
      ぐらいにしましょう。←オイ

  5. Unknown より:

    ジダンのインタビューテレビで観ましたが…。
    「男なので体で返してしまった。」というようなことを言っていたのが気になりました。
    …男なら暴力ふるっていいのか…???
    世界中のDVに苦しむ女性が観たら、激怒するぞ、このコメント…。- -;
    とか、思ってしまいました…。
    やっぱり、強い男は手を挙げちゃいけない。
    (頭突きもしちゃいけない。^^;)
    挑発されても、「はっ -v-/~」と鼻で笑い飛ばせる位でないと。
    彼が挑発に乗った時点で、フランスは負けていたのかも…。惜しいことだ。
     
    それにしても。
    こんなに面白い映像、どこで見つけてくるんですか~、バロンチャさん。^^;

  6. カルメン より:

    ワールドカップ、乗り遅れた私の記憶に残ったのは「引退する選手が頭突きをしたらしい」ということだけだったりします^^;
     
    お前の母ちゃん、でべそー 程度なのですか??!!日本では、相当酷いことを言われた。といった風に報道されていました!バロンさんのスラング講座で納得です!!
     
    このくらいで激情してしまうのは、弱いなあ。と思いました。
     
    バロンさん、このスラング。。。本当に使ってないんですか?(ニヤっ)
     
    どこの国のスラングでも、学ぶ?と面白いです。
    こう、「世界のこんにちはの言い方」じゃなくて「世界の罵り方」みたいな教材を。。。駄目ですよね^^;

  7. Baron より:

    ぐうたらねこさん☆
     
      最後まで 良くも悪くも伝説を作った男でしたね。
     
      イタリアでは こっそり
     
      「 サッカーの選手なんて スポーツバカ(ノータリン)だから・・・ 」
      と イタリア選手を含めて 悪口言ったりしてます。
        ( それで 納得しちゃうんかい! )
      
      しかし これからのジダンの身のふりが気になるところ。  
      サッカーの最前線で発散されていた
      彼の闘志はこれから 日常の中でどう発散されてゆくのでしょ。
      
      映像面白かった?
      ・・・よかった。
      もしかして 私だけ面白いのか? とちょっと不安でした☆
      日本人で ぶーぶー怒っている方達もたくさんいるようなので。
     
    *★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*
     
    カルメンさん☆
     
      いやぁ 所詮お祭りですから 
      そんくらいの記憶でいいのでは 爆
     
      2006年のW杯は イタリア優勝でジダンが頭突きで退場したヤツ
     
      これがみんなの大まかな記憶になると思われ(^_^)b ハハハ
     
      スラングって 学校や教科書にのっていないからこそ
      戸惑うし いったんわかりはじめると
      ツボにはまりますよね。
      
      実は スラング講座 やってみたかったんですよ、ブログで。
      でも とっかかりがつかめなくて。
      これから ゆっくり調理しようかしら ( ̄ー ̄)ニヤリ
     
      ( ̄ロ ̄lll) あ でもわたくしは 使っていないことよ!!!
     
      
      

  8. meow より:

    秘密特訓、笑っちゃいました!!イタリアに限らず、世界中のサッカー選手がこの特訓をやっているんじゃないかと思ったり。^^
    イタリアのスラングって、おまえのかぁちゃん…的なものだけでも、ものすごいバリエーションがあるんですね!!イタリア人ってものすごい負けず嫌いな気がするのは私だけでしょうか?言われたら、言い返さないと気がすまない…?
    私も、何を言われたとしても、暴力に訴えたのはどうかと思います。男らしくない。暴力に訴えた=同じ土俵に立ったということですもんね。いい試合をして返せば男らしかったのに。(負けたとしても)
    こっちでは一部で「テロリスト」と言われた、と報道されていたようです。

  9. きき より:

    特訓ビデオ・・・_(*_ _)ノ彡☆ギャハハハ!!バンバン!!
    これ、おもしろ~い。

  10. Baron より:

    Meowさん☆
     
      秘密特訓 みんなこっそりやってそうですよね。
      俳優とか呼んで・・・ ( ̄ー ̄)ニヤリ
     
      イタリア人は ほんと口から生まれてきたんじゃないか!?と
      思ぐらい クチが立つし ああいえばこういう こういえばああいうの
      ジョーユウさんみたいな感じです 爆
     
      そして 悪口にもほんとにたくさんバリエーションがあって
      おかしくなっちゃうことも 多々。
      
      ↑のスラングは 彼には聞かないでね。
      きっと まっさおになる事と思われ・・・・
      最高に口汚い部類に入りマスので (^^ゞ
     
      テロリスト、はなかったみたいですよ。
      マテの発言は
      「 僕はバカだから テロリストの意味なんか
        知らないよ! 」
     
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
     
    ききさん☆
     
      秘密特訓、
      うけたみたいで 何より・・・・爆
     
      私も 最初見た時は 眼がテン、そして大爆笑でした。
      ヽ(´ー`)ノ

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