あの人と!~Meow in 魔都編~

 
 
Meowさんの着いた日は どんより曇りがちで
 
実は家を出るときに 傘を持って出るかどうか悩んだくらいだった。
 
明るい日差しの中のFirenzeは いかにも古都然として綺麗なのだけれど
 
曇っているときは 古い歴史の憂鬱のようなものが立ちこめていて それを見せるのが少し残念だった。
 
家でいったん荷物を下ろすことにしたものの 私の家は 丁度観光ポイントのど真ん中にあるので
 
Meowさんを連れて 歩きながら、簡単に観光案内をすることにする。
 
 
「 これが 有名な大聖堂(Duomo) 」
 
といきなり目前にひらける 白い砂糖菓子のような建物を指さすと
 
Meowさんが 目を細めて息をのむのが分かった。
 
「 ここが シニョリーナ広場でシニョリーナ宮殿。 」
 
「 それで これがウフィッツィ美術館 」
 
簡単に指し示すと 「 なんだか色々なものが一辺にあって。。。」と目を白黒させている。
 
そうだった。 ここはFirenze。 色々な歴史的な建物や芸術の数々がそこかしこにあって
 
感受性の強い人には その連続した刺激が耐えられず、気分が悪くなったり 気絶する人もでる街だった。
 
                              首の圧迫による転倒という説もあるけど、
                             Firenzeで良くある病気なのでそうではないと思う。
     
夕方について、明日にはローマに向けて出発、翌々日には日本に帰るMeowさん。
 
たくさん できる限りの物を観て感じて欲しい、という思いと
 
あまりムリに詰め込むと良くない、という不安が交差する。
 
刺激の強い街 Firenze、そして私というリアルな存在、非日常的な旅行空間
 
すべてがMeowさんのいっぱい いっぱいまで 詰め込まれて、どうあっても疲れてしまうに違いない。
 
どうやってFirenzeを案内しよう?
 
とりあえず、家にMeowさんを迎え入れて 荷物を置いてもらった。
 
 
簡単に家の中を案内すると
 
 すぐに家を出て 手始めにメディチ家が政治を司っていたシニョリーナ宮殿を案内する事にした。
 
 
ミケランェジェロのダヴィデ↑宮殿前
 
ここは今でも 半分が市庁舎として使われていて 私もたまにお世話になりにゆくけれど
 
観光客として来たのは久しぶり。 随分色々仕組みも変わっていて 
 
私も少し驚いたけど、夕方の為か人も少なく 窓からFirenzeの赤い煉瓦の屋根が連なって見えて
 
Firenzeらしいといえば らしい。
 
適当に案内しながらも 何かをじわじわ吸収してゆくかのようなMeowさんから目が離せない(爆)。
 
お気に入りの地図の間 もとい Sala dell’Orologio(時計の間)で
 
 壁に描かれている世界のへんな地図を見ながら 
(日本は本州しかない。アフリカの黒人は頭が犬で地図に描かれてる。シドイ)
 
Meowさんのイギリス→スペイン→イタリアの旅を聞く。
 
Meowさんが 行く予定のなかったイギリス地図↑ 爆
 
そういえば 不思議な旅をしている。
 
全てが 縁と偶然で結ばれているような 細い線でつながれた不思議な旅。
 
どこか透明感のある横顔を見ながら そんなことを思った。 
 
 

 
       これはMeowさんへ
 
           
 
噂のヴェッキオ宮殿市役所での結婚場所。ここで結婚証明出してもらいます。
ゴージャスでしょう 爆
 

 
 
宮殿から出て 14世紀を頭から振り張い、新鮮な空気を吸うと彼女と一杯やりたくなった☆
 
「 Meowさ~ん。一杯どうですか? 」
 
と誘うと 嬉しそうに 「 私も飲みたかった~☆ 」と答える彼女。 
 
丁度 時間も食前酒の時間だったし 近くでカウンターにセルフでおつまみを取ることができるBarに。
 
Spumanteというイタリアの発泡酒(白)で とりあえずお互いの出逢いを乾杯したけれど
 
もうその時には 長年知っている友人のような気がしていて
 
出逢いというより 再会の祝杯のような感じ 爆
 
少し照れて(←まだ照れる)グラスに刺さっていた紫色の実を口に入れると
 
いきなり爽やかな甘さが口に広がった。。。。
 
「 わ。 以外~~  」
 
オリーブの実だと思っていたそれは 実はブドウの実で イメージと味の格差に思わずびっくり。
 
Meow さんも 実をぽいとつまんで 口に入れると
 
 「 あ! わ!! 甘い!! 私 オリーブかと思ってました~~~ 」 とびっくり顔。
 
「 (!)私もだよ~~~ 」
 
思わず吹き出す二人。なんだか妙な連帯感。 
 
 
本当は 何処かに美味しい物を食べに 夜のFirenzeに繰りだそうかとも思ったけれど
 
ゆっくり落ち着いて彼女と食べたり飲んだり 気兼ねなく寛ぎたかったので
 
家で 簡単に食べられるもの、こんな機会でなければ食べられなそうなもの、
 
手間暇かけずに美味しいものを用意。( 料理に集中するより おしゃべりがしたかった☆ )
 
朝の市場を回って ブログでさんざん書いていた 新鮮なできたてのBurrataとロックフォルテ・チーズを
 
セコンド(肉のお皿)にすることに決めて、コントルノ(副菜)に
 
日本にはあまり入ってこない アンティチョークやフェンネル、私の大好きな赤カブ 野菜類を
 
たんまり買っておいた。 長い道中、多分野菜が不足しているだろう。
 
普通のサラダだったら レストランで食べられただろうから
 
自分で調節して好きなだけ食べられる ピンチモーニオ(塩とオリーブオイルにつけて野菜を食べる)に
 
するつもりだった。 それに山から取ってきた野生のアスパラガスでパスタをプリモに。
 
本当は そろそろ野生のアスパラは終わりに近づいていて
 
大部 花が咲いてしまったりしたのだけれど 幸い2人分のパスタを作る量は採れたのでした☆
 
実は メロンと生ハムもあったのだけれど 
ふと、そういえば前にバトンで 『 この組み合わせは うんぬん 』と書いていた気がして 
敢えて 出しませんでした、Meowさん 爆
 
テーブルにセッティングすると 簡単なものしかないのに とても嬉しそうなMeowさん。
 
赤ワインを開けて どうぞ。。。と指し示すと 本当に美味しそうに食べ始めた。
 
ああ、いいなぁと思いつつ
 
「 さっそく・・・ 」 と
 
思い切って つっこんだ質問をしてみた。 Meowさん スキを付かれて 思わずたじろぐ。
 
その姿が またかわいらしい( サド?爆 )
 
せっかく生身で逢えたのだから ブログからは分からない あんなことやこんなこと
 
ブログでは聞くのがはばかれるような内緒の話を聞いてみたかった。
 
 
うわぁ~ と言いながらも
 
引かずに ゆっくり しゃべり出すMeowさん。
 
 
彼女の中には いくつもの思考や感情の階層があって そのなかを彷徨いながら
 
的確な言葉を探しては 意識の表面に上がってくるような そんな印象があった。
 
その感性のベールに見え隠れする物が興味深くて ついつい私も感性で物をいってしまう。
 
赤ワインを傾けながら チーズをつつきつつ、話題はいったりきたりする。
 
現在の自分について 精神的な話から 一般的な宗教概論、仕事、現実問題
 
過去や未来の事 恋のこと (←もちろん!)馬鹿話やつっこみもたっぷり
 

( ごめんなさい Meowさん。 でもちょっとつっこみすぎました~<(_ _)> 爆 )
 
気がつくと そろそろ3時という時間に近づいていた!!
 
「 こんな時間だよ! 」というと Meowさんも 「 ええ?もうそんな時間ですか? 」と驚く。
 
遅いだろうとは思ったけど 12時を回ったぐらいかと錯覚していた。
 
とりあえず 寝ることにして 初対面のMeowさんと一つベットに・・・・・
 
 
 
 
もちろん ぐーぐー寝ました。
 
 
 
 
 
再び つづく 
 
Meowさんの視点はこちら
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あの人と!~Meow in 魔都編~ への8件のフィードバック

  1. meow より:

    フィレンツェの街は本当に、そこかしこに芸術的なものがあって、びっくりしました!
    感受性の強い人が気分が悪くなったり…っていうのはわかる気がしますね。
     
    うわぁ!こんなゴージャスな市役所の部屋なら、ここで結婚っていうのいいですね!!
     
    オリーブかと思っていたブドウ、その時は『これは記事にしよう』と思ったのに、他にもいっぱいありすぎて、すっかり忘れていました!
    こういうふうに、自分以外の視点と記憶で、その時のことを思い出せるって楽しいですね♪
     
    メロンと生ハム…をブログに書いたかどうかは忘れてしまいましたが…そういえば食わず嫌いな一品です。
    でも今は、一度ちゃんと食べてみたいです!今度ぜひ食べさせてくださーい。^^
     
    そして、つっこみすぎだとは思っていませんよ~。つっこんでもらえたおかげで、いろんなことを話せて、逆にいろんなことを聞けて、とても楽しかったです!!
     
    忙しい上に、大変なことがあったり…時間がないはずなのに、こんなに丁寧に記事にしてもらってとても嬉しいです♪
    更新、無理しないでくださいね!

  2. Baron より:

    Meowさん☆
     
      思ったよりも 疲れたでしょう、Firenze訪問。
      それが このシンドローム症候群の技なんです☆
      Meowさんも 結構カンが強そうなので
      実は心配してました☆
     
      生ハムメロン 大丈夫だった?
      じゃぁ 是非 次の機会に!
      夏場がさいこーに美味しいですよ。
      
      Meowさんとは とても素直にいろんな話ができたなぁ、と
      ブログを書きながらも 思い出しました。
      それは やっぱり Meowさんが飾らない素直な人だからだと
      思ったり。
     
      ただ一つ。 つっこみがいがあったのは事実ですヽ(´ー`)ノヒヒ  

  3. Unknown より:

    「スタンダール・シンドローム」っていうんですか…。^^;
    なるほどね~。
     
    実はぐうたらねこも重厚な都市、歴史のある古都、等が苦手です…。^^;;
    そんな、感受性の強い方とも思ってなかったんだけれど。^^;;;
    建造物の細部にまで放題な量の情報(と情念)が込められていて、自分の中で処理できなくなっちゃうんだよね…。
    都市の持つ圧迫感で立ってることも辛くなっちゃう。
    日本では、「京都」が辛いです。
    ヨーロッパではウィーンで2泊したとき。吐きまくってたな…。
    (↑つわりのせいです…。^^;)
    ハンガリーのブダペストはヘーキだったの。
    遊牧民の町だからかな?西洋と東洋の交錯点だからかな?
    あっけらかーんとした風が流れていて、「あ、この街大好き♪」と思った。
    チェコのプラハの独特なペーソスは肌になじんだ。
    同じ石造りの都でもこういう差が出るのは、何が違うんだろう?面白いよね。
    こんなぐうたらねこに、フィレンツェはどう感じられるのか?
    …一度行ってみたいです。いつか、きっと。*^^*
     

  4. りか より:

    Duomoは、空のせいか、ものすごい重厚感ですね。
    写真を見ているだけで、圧迫感すら感じます。
    ヨーロッパって、アタシから見ると独特です。
    文化が違うなあって、つくづくと感じる場所です。
     
    つっこみがいのあるmeowさん、わかるような気がします~。
    言葉を選びながら、話しをするところも想像ついちゃったり(笑)

  5. Baron より:

    ぐうたらねこさん☆
     
      これは結構有名な病気(?)で
      あのスタンダールがFirenzeで倒れたことから
      症候群の名前がつきました 爆
     
      結構 いろいろな映画の題材になっていたりして
      ( 眺めの良い部屋で主人公がサンタ・クローチェ教会
        で倒れたりするでしょ。アレです )
      興味ぶかいテーマです。
     
      歴史に興味があって きちんと時代背景がわかっていたり
      すると なおさら、その歴史のただ中にいる自分を発見して
      気分が悪くなったりもするみたい。
      Firenzeで特に 年間何十人 救急で運ばれるので
      ぐうたらねこさんには やばいかなぁ・・・(^^ゞ
     
      いつか でも いつかね!

  6. Baron より:

    りかさん☆
     
      このDuomoは 以前雨の合間に日がさしたところを
      撮影したもの。
      なんだか すごく暗いのに そこだけ強い光があたって
      なんともいえない重圧感がありました(^^ゞ
       
      Meowさんは いいですよ~ヽ(´ー`)ノ
      なんともいえない透明な色香もあって
      私が男だったら やっぱりほっとかないです 爆
      それで ついつっこみたくなっちゃう・・・・
     
      可愛い子ほど いじめたい?
     
      いえ いじめてません(^_-)

  7. カルメン より:

    感動のあまり、コメントできずにいたのですが、取り残されてしまいそうなので笑、コメントします!
     
    同じ時の出来事なのに、書く人が違うと雰囲気も違い、2度おいしい気分を味あわせてもらっている気がします。
     
    改めてバロンさん、すごいところに住んでらっしゃるんだ。と感じました。
     
    魂のこもった歴史の遺産があちらこちらに点在してるんですよね。。。それはそんなシンドロームが起こっても不思議はないですねえ!!
     
    とにかくmeowさん可愛いですよね!!笑。

  8. Baron より:

    カルメンさん☆
     
      一粒で二度美味しい、とはこの事だよねぇ。
      私も カルメンvsMeowさん の時は
      同じように ドキドキ興奮して読んだよ❉
     
      Firenze ブログで少しづつ観光案内もしようかと
      思ってたけれど 機会が無くて
      今回 少しやってみました☆
      
      Meowさんは ぴかいちですよヽ(´ー`)ノ

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