再会

 ほぼ、5年ぶりにテレーザに逢いました。

彼女は 私がほぼ10年前 Accademia美術大學に入った時

初めて友達になった南イタリアの女の子で、

当時18歳の彼女は つるんとした透明な肌と黒髪、褐色の瞳を持ち

性格はおおらかで優しく、時折 顔にパッと広がる 

少しはにかんだような でも輝く笑顔を見るたびに

なんだか野に咲くマーガレットの花のよう・・・と思ってました。

 

けれど、

 

野の花の君 パンク でした。

 

目の周りをぐるりと囲んだ 黒のアイメーク

ボロボロの黒い衣装

彼女の小さな手の これまた小さな爪には

黒や血豆色のマニュキュアが はがれにはがれて

いつもぽつんと爪の中心にしか残っておらず

( けれど きちんと完璧にマニュキュアしているところも
見たこと無いから、
わざと中心だけ塗っていたのかも?)

この外見と彼女の持つ 瑞々しい明るさ、優しさが

すごい意外性をかもし出していて

< や~~ん、おもしろいぞ~~~(>_<)”>

と Baronciaのハートを がっちりキャッチしたテレーザ。

 

毎年 夏がすぎ、新学期が始まって 彼女に逢うと

ピアスやタトゥーが いくつか増えており

髪の毛も 想像を絶する色と髪型になってた彼女、

ある日 鼻の下に 牛の鼻輪のようなピアスをしてきた時は

私は 本気で ちょっと心配したりもしました。

 

でも

でもね、

Baroncia 思ってました。

 

これは 若気のいたりだ、と。

 

大學が終わり、外の世界にでて行けば

性格の良くて 綺麗なテレーザ、

さなぎから蝶が脱皮するみたいに

ダークな衣装を脱ぎ捨てて 

美しく華麗な変身をとげるに違いない、と。

 

そうして お互い大學を終えて いつの間にか疎通になり

< きっと 彼女は故郷に帰ったに違いない。。。>

と 思っていた 今日この頃。

再会したのです。 彼女に。

 

「 テレーザ・・・! 」 

 

相変わらず パンク でした。

 

半分刈り上げて 残った髪を細かいみつあみにして

上でポニーテールに、そして赤く染めた髪は

緑の輪ゴムでそれぞれ止めてあります。

赤と黒の縞の服のTシャツに 黒のボロボロのパンツ、

赤と黒のストッキング・・・

爪に ちょこんと残っている ぼろぼろのマニュキュアも

 

そして なにより、あのぱっと広がる

マーガレットのような 清々しい笑顔も

 

かわっていない。

 

変わっていません。

 

Baroncia 感動 

 

18から28まで 女の子はものすごく変わります。

特に イタリア人の女の子は すごく貫禄が出て 

マダムになっちゃったり セクシーボンバーになったりするのだけど

あくまでも 変わらない テレーザ。

この 彼女の ユニークさ。

 

大好きです 

でも、あと10年たっても 20年たっても

このままだったら

それは それで怖いかなぁ・・・。

テレーザだったら おおあり?

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